バンガロー・カルディア


2001年9月29日〜30日

初キャンプから約1ヶ月後、2回目のキャンプに出かけた。
今回お邪魔するのはバンガローカルディアさん。
ここは前回の「みよしのオートキャンプ場」より近くにあり、ネットなどの情報によると昔ながらのキャンプ場のようなので楽しみ。
今回は5年生の甥っ子も連れて4人でのキャンプ、子供達は車の中から大騒ぎ。

予定通り昼頃到着し、キャンプ場の説明を受ける。
サイトに案内されてみると、周りを木に囲まれた自然観漂う雰囲気でなかなかいい。
地面は土だが、個人的にはこちらのほうが好み。
前回の芝サイトはとても寝心地は良かったのだが、逆にせっかくの芝を痛めないかと気を使い、又、芝とは言っても中央付近はほとんど禿げていたので、あまり芝生の価値を感じられなかった。
見れば大きなドングリが一面に落ちています、テントを張る前にまずドングリの掃除からだと思っていたのですが、その心配はなかった。
車から降りるなり子供達はドングリ拾いに夢中になり、テントを張る頃には綺麗に無くなっていた。

サイトの設営も終わり、付近の散策に出かけるとしよう。
ここは吉野川沿いにあり、歩いて川まで降りる事が出来る。
今はカヌーに乗る人が数人いるだけだったが、夏はデイキャンプの人達で賑わうそうだ。
周囲の木にはカブトムシやクワガタも来るらしく、夏に来れば子供達は喜びそうだな。
この日はキャンプをしている人も半分程度で、ずいぶんとのんびり出来たなあ。

夕方まで子供達と遊んで夕食準備、この日は確かハヤシライスか何かを食べたような・・・あまり記憶にない。
その後お風呂行こうと思い、いくつかある中で「緑水縁」を選ぶ。
同じくらいの距離に「大淀温泉」もあったのだが、こちらは夕方6時までとの事で、夕食を食べてから向かった為上記のお風呂に行く事に。
車で10分もかからない距離だったと思うが、ずいぶん遠く感じた。
道が真っ暗で距離感がわからず、途中で道を聞いたところ、ちょうどその前を通るとの事で、おじさんに軽トラで先導して頂く<(_ _)>
着いた所は国民宿舎のようで、受付でお金(大人600円)を払い風呂場へ行ったのだが、2M×2Mくらいの浴槽に洗い場が3個、イメージしていた温泉より
ずいぶんとこじんまりとしていたが、幸いにも貸切の為、ゆっくりと足をのばして入る事が出来た。

キャンプ場に帰った頃にはやはり9月末、結構涼しくなってきた。
そこで焚火をする事に、しかしマキなど持ってきていないし、今からさがすのも面倒なので管理棟で購入する事に。
ついでに毛布も借りて、これで寒さ対策は万全。

朝5時、昨夜早く寝たせいでずいぶん早くに目が覚めた。
一度起きたら二度寝することが出来ない為、起きてテントの外に出たのだが、まだ誰も起きていない。
一人でコーヒーを入れて飲んだり川に散歩に行ったりして、帰ってくると未だ誰も、ウチの家族さえ起きていない・・・
しょうがないので第2オートサイトの方へ散歩に行く、すると第2サイトの木の周りに何か落ちている。
近寄ってみれば栗がたくさん落ちていた。
殆どはカラだったが、よく見れば実の入っている物もあり、この時点で家族の事を忘れて「早朝一人栗拾い」。
1時間程ウロウロし、首に掛けていたタオルに包んで持って帰った時には家族も起きており、それを見た子供達が黙っているはずもなく、又子供達を
連れて栗拾いに行くはめに。
目に付く所は私が拾った後なので殆ど拾えなかったが、それでもいくつかは拾えたようだ。

その後は子供達と遊んで昼過ぎに出発したが、とてもゆっくり、のんびり出来た。
子供の遊具など無く、設備も新しい物では無いのだが、綺麗に掃除されていていた。
私にとっては芝生よりも土のほうが好みのようだし、常夜灯などが無く夜は懐中電灯を持ってトイレに行くという、昔のキャンプでは当たり前の事が
なぜか嬉しかった。
前回のキャンプでは新しいことに色々感心したが、今回は子供の頃の懐かしいキャンプを思い出したキャンプだった。
子供達にとっては遊具やアスレチックなどが色々ある方が楽しいのだろうが、私達が子供の頃にしていたように、そこにある水や木や土だけで
1日中遊べるという事を知って欲しいと思う。

とりあえず私はここが気に入ったようだ。

Back  Home

inserted by FC2 system