和泉葛城山ぽかぽかハイク

場所:和泉葛城山(858M) 日付:2004年3月28日(日) 天候:晴れ メンバー:私、友人I、妻、娘、犬
塔原バス停前(9:30)→和泉葛城山頂→塔原バス停前(14:20)

気がつけば季節はすっかり春、桜もチラホラ咲いている。
1ヶ月ぶりの山歩きはいつもの和泉葛城山へと向う事にした。
今回は妻に娘に犬のハナ、そして友人のI君の4人と1匹で朝9時に自宅を出発した。
本当なら友人の姪っ子も来る予定だったのだが、当日に体調を壊して今回はお休み、娘も久しぶりに会えるのを楽しみにしていたが仕方ない、又今度一緒に行こう。
最近はようやく暖かくなってきたせいか、長い間冬眠していた妻も一緒に行くとの事。
11月末〜3月末までの4ヶ月間完全に冬眠状態だったせいで、せっかく山歩きに慣れた体もすっかり元に戻っていることだろう。
今日はせいぜい苦しんでもらいたい。
初参加の友人は山歩きはしないのだが、普段はウォーキングをしているそうなので、そう辛くはないだろう。
今回は初参加の友人や姪っ子も一緒に行く予定だったので、楽に登る事の出来るコースを選んだ。

塔原付近の集落、のんびりと

塔原バス停&トイレ 最初が少しだけ辛い
でも体が目覚めれば快調 約1名弱っているが ゾロゾロと車道を横切る

ということで9時半に塔原登山口を出発、ここは前回私が一人で歩いたコースなので状況はわかっている。
ゆっくり歩いても2時間で上まで歩けるだろう。
それにしても今日は暑くなりそうだ、天気予報では大阪の最高気温は21℃まで上がるとの事、山頂でも15℃くらいにはなるかもしれないな。
予想通り歩き出して15分もすれば暑くて全員上着をリュックの中に、私は半袖Tシャツ1枚になる。
このコースは最初に少しばかり高度を稼ぎ、コースの中ほどからは緩やかに登って行く、急登や急階段などもなく、初心者や子供にはうってつけのコースではないかと思う。
結構日当たりも良くて道も整備されており、この陽気の中を歩いているとまさに「ハイキング」という言葉が似合っている。

山頂以外で唯一の階段 大阪みどりの百選、和泉葛城山ブナ林 この辺りが一番楽しい

人に会わない山道を友人はサクサク、娘と犬はウロウロ、妻はヨロヨロといった感じで歩いて行く。
どうも彼はペースが速く、彼に合わせていると妻や娘は少々オーバーペースになりそうだ、しかたないので私は一番後ろを歩いて、一番遅い妻のお尻を見ながら歩く。
「無理について行かなくていいからゆっくり歩け」と妻に言う、4ヶ月ぶりに歩く妻はそれなりに疲れているようだ。
天気も良くてこんな暖かい日に慌てて歩いたらつまらない、ウロウロ、キョロキョロしながらゆっくり歩く。
それでもソロで歩く時と違って話をしながら歩くので、気が付けば山頂手前まで歩いていた。
あまりにあっけなくて汗もかいてないぞ。

展望台下のテーブルで昼食

もう見慣れた景色 暖かいので車で来る人も多く
青空と展望台、なかなか もうすぐ緑に変わるだろう 人と比べるとやはり大きい展望台

時刻は11時20分、1時間50分かかっていたが、子連れのグループとしては平均だろう。
いつもの展望台の下に座って昼食にする、今日は風がないのでTシャツ1枚でも全然寒くない。
来た時は人はあまりいなかったのだが、ここを出る頃には山頂付近は満員御礼だった、これだけ天気が良かったらそりゃ多いわ。
今日の昼メシもカップラーメン、おにぎり、コーヒー、いつもの豪華3点セット。
しかしこれはこれで美味いのだが、たまにはメニューを変えてみようか、などと少し思う。
シングルストーブでプチ焼肉出来ないかな・・・
食べ終わって少し休憩、何度も言うが本当に天気も良くて暖かい、山頂で昼寝するには今季一番のベストコンディション。
なので少しだけ昼寝をする、もうずっとここで寝ていたいものだ。
それくらい気持ちのいい気候だった。

さて昼寝昼寝♪ 初参加の友人 山頂の神社&鳥居

午後1時、さて降りるぞ。
今回はここまで膝は持ちこたえている、痛みが出る前の張りも今のところ無いので、この分では最後までいけるかも。
痛みは無いがここは慎重に歩くとしよう、調子に乗っていたらロクな事はない。
下りのペースメーカーは娘と犬のハナ、こいつらには疲れというものは無いのか?
走って降りては又戻って来たりしている、なんて無駄な体力を使うのだろう・・・
意識してゆっくり歩いているので、やはり汗もかかずに元の場所に到着、みんなまだまだ体力が余っているようだ。

キャンプ場のオートサイト トイレ横の第二オートサイト 結構綺麗なトイレ

今回の和泉葛城山、最高の天気に恵まれた。
山頂付近のブナはまだ葉をつけてはいなかったが、明るい山を楽しく歩く事ができたし、何といっても暖かくなってきて山頂でのんびり出来るのが嬉しい。
今日は比較的楽なコースとは言え、最近は娘も慣れて来て、私たちと同じようなペースで歩いてくれる。
友人は山は初めてだが、普段から歩いているせいで一番ペースが速かった。
普通の時ならともかく、膝が痛い時の私ならとてもついていけないだろう。
今回は膝を痛めて以来、初めて最後まで痛まなかった。
やはり慎重にはなるが、膝が痛くない下りはこんなにも楽だったのかと思い出した
しかし今日一番頑張ったのは妻だろう、久々で結構疲れも出ていたようだが、何とか頑張ってついて来ていた。
見かねて手を引いてやろうかと思ったのだが、いくらなんでも誰かに見られたら恥ずかしい。
絶対に人に会わない山でならできるかな?
気ままなソロ歩きも楽しいが、こうしてみんなで歩くのもいいものだな。

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