迷走槙尾山

場所:槙尾山(600M) 日付:2004年5月23日(日) 天候:曇り メンバー:私、妻、娘、犬
公園口バス停(11:00)〜施福寺バス停(14:30)

今日は近場、地元の山の槙尾山。
昨夜帰ってくるのが遅かったので朝早く起きるのはちょっと辛い。
ここなら家から30分なので、朝は9時に起きても大丈夫だろうし、前回娘とハナと訪れた時は冬だったので、春の槙尾山も歩いてみたかった。

予定通り?朝10時をかるく回ってから出発、途中で食料を仕入れて登山口の駐車場に着いたのが11時前だったのだが、今回はどの駐車場も車が一杯で止める場所が無い。
仕方なく少し下に下った駐車場に止めたのだが、こんなに多いのは初めて、何かイベントでもあるのか、集団登山なのか、それとも春〜秋はいつもこんなものなのか・・・
いつもの登山口から登り始めるが、下りてくる人に沢山出会う。
遅いとはいってもまだ11時、下りるのは少し早いような気もするのだが、早朝登山者かな?
それにしても天気が少々気がかりだ、家を出る前からあまり良くは無かったが、山に入れば結構曇っている。
しかも植林の中なので相当暗いぞ、本当の夜のようだ。

夜ではない、午前11時の植林の中の道 登るに従って明るくなってきた 五ツ辻、妻には初めての場所

暗い植林地帯を抜けて五ツ辻に到着、ここからいつもの周回コースへ向うのだが、今日は途中で横道にそれて山頂&蔵岩を目指す事にする。
蔵岩とは山頂付近の大きな一枚岩で、眺望もいいし、ここでクライミングの練習などもしているらしい。
前々回は膝が痛く、前回は娘とハナが一緒で雪も降っていたのでここへは向わなかった。
ここの山頂はなぜかメインルートから外れていて、少しわかりにくいらしいのだが、そうだとしても過去3回来ているのに一度も山頂に登っていないのはいかがなものかと、今回は山頂を目指す事にした。

五ツ辻を過ぎて暫らく歩くとベンチがあるのでここで休憩、ここは前回雪の降る中、娘にパンを食べさせたベンチだ。
あの時は「こいつら大丈夫か?ここで引き返そうか」などと考えていたのだが、今は優しく緑の葉に包まれている。
さあ出発、丁度分岐になっていて、先頭を歩いている娘が「どっちに歩くの?」と聞いてきたので「右」と答える。
しかし・・・・下へ向って急降下している???
「パパ、どう見ても下に降りてるけど?」
「Uターンして下さい」という事で罵声を浴びながら先程のベンチまで戻り、左の道へ。
何度も歩いているのに何で間違ったのかな?

途中で昼食、いつものメニュー ニューアイテムのミニテーブル♪ 正面に眺望が広がっているのだが

少し雨が降っているが、時間は12時を回っているし、途中見晴らしのいい場所があったのでここで昼食にする。
私と娘はやはりカップラーメン、妻はカップラーメンは飽きたようでおにぎり。
今回のニューアイテムであるミニテーブルの上でお湯を沸かす。
このミニテーブル、無くても全く困らないのだが、安かったのでつい買ってしまった。
買ったからには無理にでも使いたい、と言う訳で今回ザックに詰め込んできたのだが、これは案外いいわ。
物を置きやすいのは勿論だが、居場所が出来るというか、テーブルを前にすると妙に落ち着く。
ハイキング風の山登りではこんなアイテムも有りかも。

この時は雨が降っていたので景色も霞む 道は前回とは違い、すっかり緑に包まれていた なぜバイクが?それに写真右の白いのは何?

雨もやんだしさあ出発、もう少し歩くと分岐があって蔵岩へのルートが分かれているはず。
予定通り分岐にさしかかり、手書きの看板を横目に蔵岩ルートへ。
道に危険は無いが、テープ頼りで少々わかりにくいらしい、しかしテープがあればそのうち着くだろう。
しばらく歩くとさらに分岐・・・右の道は上に登っているけど、正面はよく踏まれていて道巾も大きい、ここは正面へ。
テープも全然ないなあ、手持ちの地図にはこんな分岐は書いてないぞ・・・
・・・どんどん下るなあ、もしや間違えたか?まあ、蔵岩への道ではなくても登山口近くに出る事は分かっているので気は楽だ、間違えていたらそれはそれでいい。

尾根伝いに歩く明るい道 娘とハナは遥か先へ走っていった 山頂は又今度、お疲れ様

又さらに分岐がある、ここもよく踏まれている右の道へ向うが、やはり看板も何も無し。
やがて沢の音が聞こえてきて沢と平行に歩き、ゴールも近いとわかる、が、よく見れば沢を登っているぞ??
再び娘の罵声を浴びながら先程の分岐まで引き返して反対方向へ向う、どうも今日は道を間違えてばかり・・・
この道は間違い無かったようで、朝登った登山口とは別の登山口に出る事が出来た。
結局今回も山頂には行かなかった訳で、どうもこの山は山頂に縁が無いなあ。
行かないのではなく行けないのはくやしいので、次回は地形図持参で登ろう。
山としては深い山でもなく、そう危険な道も無いのだが、地図に載っていない分岐や道が沢山あるようだ。
それだけ色々な人に親しまれている山だと言う事なんだろうな。
次に登る楽しみを置いてきたと思うことにしよう。

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