毛原オートキャンプ場


2004年08月20日〜21日  施設案内はこちら 

夏休みも後半になってから、ようやくキャンプに行く事ができた。
今回は和歌山県美里町の「毛原オートキャンプ場」へ行く事にした。
ここは今年の5月にオープンしたばかりで、まだ知っている人も少なくて空いているのではないかと思い、貸し切りを期待して出かける。
前日の仕事が終わらず、結局出発当日の朝7時まで仕事をし、慌ててキャンプの準備をして朝9時20分に出発した。
今回は娘と仲良しの友達も一緒に行くのだが、彼女はコテージ泊の経験はあるがテントは初めてとの事、ちゃんと眠れるかどうかちょっと心配。
とにかく準備不足で夕食のメニューなども何も決めていないので、使いそうな道具を手当たり次第に車に放り込む。
荷物満載の車は山越えで和歌山へ。
美里町へは阪和道海南ICからR370を走るのが一番速そうだが、我が家からだと橋本経由でR480、又は370,、371か、桃山町から貴志川町経由でR370に入るかのどちらかが良さそう。
橋本からの道は峠越えで子供達の車酔いが心配だったので、今回は桃山町方面から向かう事にした。
結果、道はあまり広くは無いが、川沿いを走るのでアップダウンはあまり無く、心配していた子供達の車酔いも無くて順調に進んだ。

途中で食材を買わなければ何も無い、探しながら進んでいると桃山町で小さいスーパーを発見、あまり大した物は無さそうだが、この先に店があるかどうか判らないのでここで購入する事に。
店を歩きながら今夜のメニューを考えるのだが、何も無い・・・
色々検討し、子供達の意見も聞いた結果、食傷気味のバーベキュー(焼肉)に決定・・・
ここでダッチオーブンが文字通りお荷物と化す。
とりあえず食材を買って車は進み、数キロ走った所で大きなスーパーの看板が・・・
ここでチョットへこむ。


キャンプ場入り口から
まだ出来たばかりで綺麗
炊事棟と山側のサイト 今回は川側奥のGサイト
サイトから川の様子が見える

何とか立ち直った頃にキャンプ場に到着、時刻は11時30分、まだ他には誰も来ていない。
受付で聞いた話しでは、今日(金曜日)は我が家の他は一組だけでのんびり出来そう、但し明日は満員らしい。
出来たばかりのキャンプ場なので施設は非常に綺麗、サイトにはゴミ一つ落ちてなく、着いた時も管理人さんが草むしりをしていた。
お客が少ないとはいえ、イヌがいるので一番端のサイトに設営する。
芝のサイトは何年振りだろうか、しかも広い、1区画100uで車2台、テント2張りまでOKらしい。
2家族で来ても1区画でOK、それでいて料金は3150円、安い、嬉しい。


上のサイト内から川を見る
魚を捕まえようとしているが
お前等に捕まる魚はいないのでは・・・
冷たい川も平気?
震えているのに「寒く無い!」と言い張る
時々レッドカードを出さないと倒れるまで泳ぎそう



雨の心配も無さそうだし、ここは各サイトに屋根付きのあずまやがあるので今回はタープは張らずに済ます事にした。
ここでヘキサタープとスクリーンタープがお荷物と化したが・・・
子供達は目の前の川で今すぐにでも泳ぎたそうなので、水着に着替えさせる。
川沿いのサイトに設営しているので、川の様子が見れるので安心、とりあえず子供達だけで川へ向かうが、私が行くまでは一応ライフジャケットをつけさせる。


川の奥は結構流れが速いが、慣れたら平気
カッパのように泳ぎ回っている
小さい魚も捕まえた
ゴミのように見えるのは魚
(マウスオーバー)



カッパ達が川から上がってきた
早く着替えて夕食にしよう

設営が終わってビールを1本、空は雲が多いが時折晴れ間も見える、ヨシヨシ気持ちいいぞ。
さて、オヤジも海パンに着替えて川へ向かう。
横を流れる貴志川はあまり大きくはないが綺麗な清流で、水はとても綺麗で気持ち良さそう。
おおっ!魚も泳いでいる!よ〜し、泳ぐぞ!!
膝まで浸かった所でダッシュでUターン、無理無理、水冷たすぎ!
と言うことで意味無く海パンを履いただけで、河原でぼ〜っと水面を眺めているだけの暇なオヤジに成り下がってしまった訳だが。
気持ちだけは若くても体力と根性は確実にオヤジ化している、泳ぎたいのに水が冷たくて泳げないとは・・・
仕方ないのでムナシク網で魚などを捕ったりしている内にもう夕方、そろそろ夕食の準備を始めよう。


あずまやがあるので今回はタープは無し
夜の虫がちょっと心配だが
夕食の用意
御飯を炊いて肉を焼くだけ
料理は妻にお任せ
私は座ってビールを飲みながら見てるだけ
(マウスオーバー)



夕食は焼肉なので、炭に火をつけてメシを炊くだけ、楽でいい。
子供達も遊んでお腹がすいていたのか沢山食べていた。
今夜は結構忙しい、この後温泉に行って、それから「みさと天文台」へ星を観に行く予定。
ここのキャンプ場利用者には「みさと温泉」の半額券が貰えるので、大人250円、子供150円で露天風呂付きの温泉に入る事が出来る。
車で10分、平日のせいか貸し切りの温泉でゆっくりした後は「みさと天文台」へ、ここでは夏休みの宿題、自由研究のネタ探しが目的。
実はこの日は天文台のドームが破損していて、大きな望遠鏡で星を観る事が出来なかったのだが、普通の望遠鏡で星を観る事ができた。
色々星の話なども聞いたのだが、メインの望遠鏡が壊れているとの事で料金は無料。
しかもウチはイヌ連れなので、私とハナは外で待っているつもりだったのだが、職員の方の好意により、どうぞ抱っこして入って下さいと言って頂いた。
キャンプ場や温泉でもそうだったが、ここの人はみんなとても優しいし商売っ気が無いし、美里町の好感度急上昇。

その後キャンプ場へ戻り、小さな花火をしてから就寝。
今夜は大人用テントと子供用テントに分けているので静かに眠れそう、昨日は一睡もしていないので、シュラフに入って1分で寝てしまった。
隣のテントでは子供達が長い間おしゃべりをしていたそうだが。


ナントカ式望遠鏡・・・
この日は屋根のドームが故障で観れなかった
替わりに屋外で星座観測
係りの人が説明してくれる
帰ってきてキャンプ場でくつろぐ
そろそろ寝ない?
やっぱり花火するの?



朝、ウインナーやスクランブルエッグなどを適当に作ってホットドッグ用のパンを各自の皿へ。
勝手に好きなもの挟んで食え、パンを焼きたかったら勝手に焼けのスーパーセルフ方式の朝食。
ここのキャンプ場は11時からデイキャンプでも利用できるので、チェックアウトが10時と少し早めとなっている。
この日は土曜日でサイトは一杯になるらしい、ここでゆっくり川で遊ぶわけには行かないので、チェックアウト後車を走らせて花園村へ向かう。
ここも色々なキャンプ場や施設があり、帰るまで遊ぶには十分だろう。
途中、細い山道を峠越えしていると、目の前を小動物が横切る。
最初はイタチかと思ったが、何とリス。
しばらく走ると道路の中央で何か動物が轢かれている。
野うさぎだった。
かわいそうに道路を横切って車に轢かれたんだなあ。
その後花園村のグリーンパークでスライダーなどをして遊び、無料化された高野龍神スカイラインを走って帰路についた。
途中の高野山では凄い人と車で各所で渋滞していたが、これも世界遺産に登録された事が影響しているのかも。


朝、セルフサービスの朝食
昨夜とあまり食材に違いが無いような・・・
食べ終えたら早速魚捕り
カニを見つけたが二人ともカニが怖い
台風ではない
テントの底面を乾かしているところ



今回のキャンプもキャンプ場で昼寝をする暇など無いくらい忙しく動き回っていた気がするが、久しぶりにキャンプ自体を楽しんだ気がした。
夏休みにもかかわらず、どこも空いていてたっぷりと遊べたので、子供達も大満足だったようだ。
但し、場所柄クネクネ山道は避けては通れないので、子供の車酔いには注意が必要。
おそらく夏休み中のキャンプはこれが最後、次は焚火が必要になっているだろうな。

いいキャンプだった。


花園村グリーンパーク
何と入場料一人700円!
勿論子供だけで入ってもらった
そういえばハナを映して無かった
意味無く写真に撮ってみる
曇り勝ちだったが時折晴れ間も
むしろ暑くなくて過ごしやすかった
やはり晴れ男健在




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