悩んだ挙句槙尾山

日付:2005年2月12日 場所:槙尾山 メンバー:私、ハナ
公園口(11:00)〜蔵岩(12:00-12:50)〜山頂〜捨身ヶ岳〜施福寺〜公園口(14:00)

ステップ君初登場

金曜日の夜10時。
「よし、明日は釣りに行こう!」
今年初釣りでもあるし、湯浅か大引辺りの磯に渡ってグレかチヌを狙おう。
妻にその事を伝えたら「グレやチヌより、メバルの煮付けが食べたい」との事・・・
メバルかあ、それなら夜釣りになるなあ、天気予報で満潮時刻を確認すれば、夜中の2時と朝の9時。
う〜ん、朝マズメは干潮か・・・
仕方無い、今から用意して12時頃には家を出て、夜中の1時から朝の9時まで竿を出そうか。
早速準備を始めるが・・・外寒っ!
もう一度部屋に入り、暫らく考える。

「夜釣りはとても寒いから、やっぱり明日は山に行こう!」
天気も良さそうだし、低くて暖かい山をのんびり歩こう。
釣り場地図を本棚にしまい、山地図を広げてあれこれ考える。
結局どこに行くかも決まらないまま、その日は午前2時に就寝。

朝9時。
オイオイ、目覚ましは6時に合わせているだろうが・・・
しかも何の用意もしていないし・・・
もう今日はどこにも行かず、昼からキャンプ道具でも見に行こうかと思って起きたのだが、これが何ともいい天気。
「やっぱり行こう!」と再び思い直し、ゴソゴソ準備を始め、家を出たのは10時20分。
しかし自分の優柔不断が原因とはいえ、今からどこに登れと?

と言う訳で、前振りが非常に長くなってしまったのだが、結局ホームグラウンドである槙尾山に行く事にした。
まあ、さすがに槙尾山のレポも書くことが無くなってきた事でもあるし、今日は簡潔にまとめるとするか。

公園口より少し上の駐車場に止める 観光バス駐車場の奥から登り始める いきなり植林の中の急な登り、息が切れる

公園口駐車場が一杯だったので、その上の駐車場に止めたのが午前11時。
ステップワゴン初出動である。
できる事なら未舗装道は走りたくない。
車に放り込んできたザックとハナを取り出し、準備運動もそこそこに歩き始める。
実はまだ歩くコースを決めていない、とりあえず施福寺に向って車道を歩く。
100M程歩けば観光バスの駐車場があり、ここからダイレクトに蔵岩に登る事が出来る。
突如ここで方向転換、施福寺に行くのはやめてここから登る。
勝手知ったる道なので地図も見ずにサクサク登るが、ここは最初から結構急な登りになっているので早くも疲れる、もう帰りたいと思う。
30分程歩いてようやく体も軽くなってくる、こうなれば楽な物、いくらでも歩けそうな気がする。
体が慣れたと思ったらもう蔵岩に到着してしまった、1時間弱。

杉の葉は美味しいか? こちらはキケンな道らしい、地図に無い道が沢山ある ようやく景色が良くなってきて

着いてしまえばやる事も無いのでメシにする。
今日は新しいカップ麺とおにぎり3個。
お湯が沸くまでの間におにぎりを食べようと思い、ペットボトルと一緒に目の前で店開き。
と、前をウロウロしているハナがペットボトルとおにぎりにぶつかり、大事なおにぎりとお茶が岩の斜面をコロコロ、断崖絶壁の下へ吸い込まれて行く。
「あぁぁ〜〜!!」
と叫んでもどうしようも無く、取りに行けばこっちも転がり落ちてしまう。
うなだれて力無くハナを叱るが、我関せずと言った風でシッポを振っている・・・バカヤロ

周りの木が杉から松に変われば 蔵岩に到着、しかしこの後おにぎりとお茶が・・・ 金剛、岩湧がよく見える

残ったおにぎり二個をペットボトルのコーヒーで流し込み、暖かいラーメンを食べ、濃く作りすぎて胃が悪くなりそうなコーヒーを飲み、50分ほど休憩したので出発する。
少し下って登り返して山頂到着、何も無いのですぐに出発。
いつもならこのまま施福寺へ下るのだが、今日は捨身ヶ岳方面へ向う。
ここから暫らくは雑木林の中の歩きやすい尾根道を下る、これはいい道楽しい道、ここは又歩こう。
暫らく歩けば捨身ヶ岳、さらにここから下れば近畿自然歩道に合流。
右に行けば上に登り返してトラ尾から五つ辻方面、又は三国山千本杉方面、左に行けばそのままダイトレ滝畑、施福寺へ。
迷わず施福寺方面を選択し、サクサク歩いてあっと言う間に元の駐車場へ。

食後の激にがコーヒー

目の前は槙尾山頂 ヒジョーに寂しい山頂
捨身ヶ岳へ向う道、快適な尾根道 捨身ヶ岳、展望は無い そのまま下れば近畿自然歩道に出会う

う〜ん、今回は何の見所も盛り上がりも無い山歩きだったなあ。
いや、見所はあるのだが、さすがに同じ山ばかりでは少々飽きて来た・・・
さて、次はどこに行こうか。

Back  Home

inserted by FC2 system