第5回おやキャンIN葛城山キャンプ場

※葛城山キャンプ場は閉鎖しました※


2005年10月01日〜02日   


今日は久々のおやじキャンプ、場所は地元の葛城山キャンプ場。
地元とは言っても福井から向かうので、片道3時間半かかる訳だが・・・
いつもいつも夜遅くに到着するのは申し訳ないので、今回は何とか土曜日休もうと頑張ったのだけど、結局休めず。
それならせめて昼には福井を出発しようと頑張るが、やはり無理。
結局午後6時の出発になってしまった。
今回は秋の運動会シーズンのせいか、4人での静かなキャンプになる予定、それなら尚更早く到着して宴会に参加しよう。

車に積みっぱなしのキャンプ道具にへしこを5本加え、いつもの道をノンストップでひた走る。
一週間振り、家族の待つ自宅を横目に見ながら立ち寄ることもせずに通り過ぎ、おやじ達の待つ葛城山を目指す。
ふもとのコンビニで水と氷を買い込んで車に乗ろうとした時、今回来れなかったおやじさんからTELが入る。
今夜は綱引きで岩手にいるのだけど、わざわざ電話をかけてきてくれた。
と言うよりも本人が参加したかっただけのような気もするが。
近いうちにもう一度の開催を約束し、電話を切って山道へ。
林道に入る時、前に車が2台走っている。
上からも結構な数の車が降りてくる。
こんな時間にこんな道で、何でこんなに車が多いのか?
そんな事を思いながらもどんどん高度を上げてキャンプ場に到着するが、いつものサイトには違う家族連れのみ、CDか何かを流しているのか、大きな音で音楽が流れている。
もしかして第2サイトかと思い、そちらに向かおうとした時、H・EIさんから声を掛けられる。
どうやら前を走っていたくるまがH・EIさんだったようだ。
それにしても妙に人が多いな、テントは一張りしかないのに・・・

既に宴会場も設営済み


今夜のお供、麦焼酎と芋焼酎 栗は美味しいが御飯は硬い栗御飯


二人で第2サイトを覗いてみれば、いたいた、先に到着しているあっくんとBOB、それにおやキャン常連のひーくん。
既にリビングシェルが貼られていて、中では宴会の真っ最中。
早速持参の米を取り出し、御飯を炊く準備にかかる。
その時H・EIさんが滝畑で取れた栗を出してくれたので、栗御飯にする事にする。
しかし作り方を誰もよく知らない。
取りあえず栗を入れて塩を入れて炊く。
(後で聞いたらダシも入れるのが正しかった)
御飯を炊いている間、あっくんの具沢山の豚汁とBOBの煮豚を頂く。
今日は風が強くて寒いので、体が温まって非常に美味しい。
しかしどうしてキャンプ好きなおやじ達は、みんな料理が上手いのか。
私もここらで意識を変えなければなるまいか。
魚を捌くのは結構上手いのだけどなあ・・・
などと考えながら焼酎を飲んでくつろいでいると、御飯から焦げ臭い臭いが。
・・・ま、まあ少し焦げたけど食べられるだろう。
・・・少し硬くて少し味が薄いけど、栗はホクホクで美味しいからセーフだろ。
BOBやあっくんの料理はどれも普通に美味いので、ようやくおやキャンらしい料理が出てきて一同喜ぶ。

強風で真横に流れる焚火 それでも気にせず朝まで生トーク


七輪より大きいへしこ


それはそうと例の音楽、どうやら近くにある粉河ハイランドパーク付近で野外ライブが行われているらしい。
何と一晩中開催されるらしいのだが、その音が風に乗ってキャンプ場まで容赦なく襲い掛かる。
周囲にはライブを見に来た若者達がウロウロし、ひっきりなしにトイレに入る女性達。
これはとても眠れる雰囲気ではなさそう、一瞬帰りたくなったのだけど、酒を飲んでしまっているのでそれも無理、ここは早く酔っ払って寝るしか無いか。
しかしタイミングの悪い日に当たってしまった。
暖かいシェルの中は居心地がいいのだが、せっかく持ってきた薪を無駄にしたくない。
腹も落ち着いた頃、思い切って外に出て焚火開始。
風は強いけど北風では無いので、思ったより寒くない。
気温はこの時点で11℃だったが、風のせいで体感温度は8〜9℃くらいか。
そういえば去年も風が強くて寒かったなあ、しかも風邪を引いていたので栄養ドリンクを飲みながらキャンプしていたなあなどと思い出していた。

朝、寝不足の体に鞭打って起きる


昨夜の豚汁にうどんを入れて朝御飯 管理犬登場、相変わらず元気そう


どう見ても七輪の大きさとは不釣合いな大きなへしこを焼き、H・EIさん自家製の梅酒とブラックベリー酒を頂く。
栗ごはんのごはん以外はどれも美味しく、酒も一層美味しい。
強風で火が真横に流れる焚火を眺めながら、尽きぬ話を延々と。
周囲に人気があって音楽も流れているが、結構慣れてくるもので、あまり気にならなくなってきた。
気が付けば時刻は朝の5時!
BOBはイスに座ったまま、先程から意識を失っている。
東の空が明るくなり、寝るのをためらうような時間にお開きとし、朝5時半にそれぞれの寝床(あっくん以外は車)に向かう。
殆ど徹夜で飲み食いしてしゃべっていたとは、比較的寝るのが遅いおやキャンの中でも新記録か。
この日はライブのせいで、我々の話し声などかき消されるような大音量の音楽が流れていたし、周囲に民家も無く、他のグループも居ない環境だからこそ出来る荒技なので、普通のキャンプ場ではマネをしないように・・・

H・EIさん自家製の梅酒とブラックベリー酒


管理人のおじさんから頂いた柿 いつものへしこ


朝10時、車の窓を叩くBOBに起こされる。
既にあっくんもひーくんも起きている、キャンプで一番最後まで寝ていたのは初めてかも。
BOBにコーヒーを入れてもらい、まだ寝ている頭を覚醒させる。
あっくんが昨日の豚汁にうどんを入れ、二日目で味の染みた煮豚で朝飯(昼飯?)。
まだライブはやっているようだが、日が昇って風が無くなったので殆ど音は聞こえない。
昨夜沢山いた若者達に代わり、葛城山頂はライダーとハイカーで賑わっている。
ゆっくりメシを食べて、ひーくんとサッカーをし、のんびり片付ける。
管理人のおじさんから、昨日は賑やかでスマンかったなあと柿を頂く。
空は多少曇っているが、暑くなくて過ごしやすく、ついつい長居してしまう。
午後3時半、そろそろ家に帰ろうかと、重い腰をそれぞれ上げる。
昨夜残った煮豚をBOBのダッチオーブンごと持ち帰り、これは家族のお土産にしよう。

サッカーの試合中
私はひーくんにキーパーに任命される


とりあえず大物を片付ける でも帰らない。
この後も3時半までのんびり。


穏やかな秋の空の下、又近いうちに会う事を約束して、それぞれ家族の待つ自宅に帰ったのだった。


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