今週に入って2回目の釣行。
火曜日にも岡津漁港で餌木を投げてみたのだが、朝からの雨のせいか全くイカの気配なく撃沈した。
昨夜は飲み会で行けなかったので、久々？の釣行で気合十分。
実は今夜も飲み会があったのだが、丁重にお断りした。
毎日飲みに行ってたら釣りに行く暇がなくなるではないか。

そういう訳で今日は少し早めに仕事を終わり、午後7時半に職場を出る。
釣り場は近くにあり、特に険しい道を通る訳でもないのだが・・・
細い道を走っていたら目の前にケモノ（ケダモノではない）が。
猪が4頭、道端で何か食べている。
車が通ると道を空けてくれ、特にこちらを気にする風でもない。
私にしてもケモノに遭遇するのにも段々慣れてきて、こちらも気にせずスピードを緩めて通り過ぎる。

いつもの釣り場に到着、早速餌木を投げる。
今夜はいい天気で月も出ている、風が少しあるけど波は無い。
最初の30分は全くアタリが無く、段々巻き方も雑になってきた。
表層を早引きしていた時、目の前でイカが乗った。
小さいけどまあいいか、帰ってイカそうめんにして食べよう。
抜き上げようとした時、目の前でポチャン・・・。
・・・まあいいか、小さかったしね、キープするサイズでも無かったかもしれないしね。
その後暫くして、今度は底でヒット。
これも先程と似たようなサイズだが、まるで先程の再現のように、抜き上げる時にポチャン・・・
・・・ま、まあいいか、今のもあまり大きくなかったしね。
小さいイカはリリースしないとね。
さらに又直ぐにアタリ、今度は結構いいサイズのようだ。
今度こそは慎重に抜こう。
しかし抜くまでにも至らず、何度目かのジェット噴射で見事バラシ・・・



「・・・ど、どないなっとんねん！この餌木にはハリ付いてるんかい！」
「３ヒット３バラシって何やねん！」
「ええかげんにしとかなワシもそろそろ本気で怒るよ！」



見かけの冷静な表情とは裏腹に、竿を持つ手がワナワナと震える程の怒りを押し殺し、深呼吸してさらに餌木を投げる。
もう帰ろうかとも思ったのだが、ここで帰ると負けになる、今夜は徹夜してでも１パイ上げてやる。
と、この時は本気で思っていた。

それから10分程はアタリなく、少し冷静さを取り戻してきた頃、本日4回目のアタリ。
サイズはまあまあ、今度こそ。
とにかく慎重にやりとりし、時間をかけてそっと抜き上げる。
よし、やっとの思いで１パイゲット！
防波堤の上でライトを照らして見てみれば、ありゃ？コウイカかい。
てっきりアオリだと思い込んでいただけに、少しテンションが下がる。
サイズは悪くないのでまあいいか、次はアオリだな。
その後も続けて投げるが、１パイ釣った事で集中力が切れてしまった感じ。
時刻は・・・9時半か、今夜は早めに帰ろうか。

今夜は勝ったのか負けたのか・・・

やっとの思いでコウイカゲット 餌木は緑系の３号 しかし怖い顔したイカだな	帰ってイカを捌く 実はイカを捌くのは苦手 いつも墨袋が上手く取り出せない

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