久しぶりの槇尾山

日付:2006年5月21日 場所:岩湧山 メンバー:私、娘 
根来谷駐車場(8:30)〜蔵岩(10:30)〜駐車場(11:30)

金曜日の夜、珍しく娘が山に行くとの事で、じゃあ明日行こうかと計画する。
但し近くて楽な山がいいとの事。
さらに、岩湧山が好きだけど、この間(去年の秋!)に行ったから違う山がいいとの事。
ハイハイ、槇尾山に行きましょう、ここは何度も連れてきているが、まだ山頂に連れてきた事は無かったしね。
当日朝、用意を済ませて出発・・・うっ、西の空が一面雲に覆われている。
こりゃ雨が降るかな、でも山の方は晴れているからまだ間に合うか、しかし雨が降ったら娘を蔵岩に連れて行くのは怖いな。
まあとにかく行ってみよう。

いつもの駐車場に到着、早速準備をして出発しようとした矢先、強烈な雨が降ってきた。
こりゃたまらん、とりあえず避難。
30分程屋根のある休憩所で雨宿りしているうちに、雨は小降りになってきたのだが、同時に娘のモチベーションもダダ下がり。
娘「もう今日はイヤ!」
父「え〜、せっかく来たのに登ろうよ」
娘「イヤ!明日また来る!」
父「そうですか・・・」
と言う事で、休憩所でお弁当を食べて帰りました。
久々の槇尾山!


ザックを背負ってさあ出発! と思えば雨が・・・

日付が変わって翌日の朝、昨日と同じ場所に立つ二人。
ザックの中身はそのままで、食料だけを入れ替えて。
昨日と違い、今日は綺麗に晴れている。
娘の気が変わらない内に、早く登りはじめよう。
午前中に降りてくるつもりで、昨日より少し早めの8時半スタート。
今日はまっすぐ蔵岩を目指す、清水の滝もグリーンランドも全部素通り。
観光バスの駐車場奥から植林の道をどんどん登る、相変わらず娘は文句を言いながら登っているが、久々の私よりもずっと元気そうだ。
勝手知ったる槇尾山、どんどんどんどん登っていくが・・・
あれ?蔵岩への道を間違えたか?
しまった、随分遠回りのコースに入ってしまった。
この事は娘には言わないでおこう。
娘の「あとどれくらい?」に対し「もうちょっと」と答える事数十回。
ようやく山頂への道へ合流。
登りはじめた場所の裏側から山頂へ向かう。
このあたりまで来れば景色も良くなるし自然林も多くなる、大きな岩の間を歩きながらどんどん進む。
歩く地面に岩肌が見えてくれば、山頂はもうすぐ。
はい、ここが槇尾山の山頂です。
娘「ふーん、何も見えないからつまんないね」
父「そうですね、では蔵岩へ向かいましょうか・・・」
仕切り直しで翌日再挑戦


足取りも軽やかに 今日は晴天

急な坂道を鞍部まで下れば、目の前に蔵岩がドン。
「おお〜、すごいね〜」
自然を愛でる感性が少々欠けている娘にしては珍しく、自分の携帯で写真も撮っている。
しかし滑りやすい岩の上をウロウロするものだから、父は心配。
足を滑らせたら大変と、娘の服を後ろからしっかりと掴む。
くるっと娘は振り返り「HARUは犬じゃない!離して!」
「駄目!危ない!」と私
ワーワー言いながらお昼ごはん。
普通のコンビニ弁当だけど十分美味しい。
咲き誇るモチツツジを眺めながら 岩と岩との隙間を縫って歩く


山頂到着、ここから蔵岩まではすぐ

さてと、ゆっくり休憩もしたし、そろそろ降りようか。
帰りはまっすぐ降りるから、もう道は間違えないから。
本来登ってくるはずだったコースをどんどん降りる。
結構急斜面が続くので、娘は時々しりもちをついている。
久々だからか、結構足が疲れてるのかも。
途中、小さい沢を渡る。
いつもは水がチョロチョロ程度だが、昨日雨が降ったせいかいつもより多め。
娘が先に渡ろうとし、滑るから気をつけてと言おうとした矢先、お約束のようにツルッ、ドボン。
幸いにも被害は足だけで済んだが、気をつけて歩いて欲しい。
蔵岩到着、娘喜ぶ


いつものアングルから一枚 この日は結構空気が澄んでいた

最後の植林地帯を下っていると、前から年配の夫婦が登ってくる。
すれ違う時に「この道は蔵岩まで続いてますか?(ハアハア)」と聞かれる。
ん〜、続いてますけど判りにくいですよ、標識も殆ど無いし・・・
「そうですか、ありがとう(ハアハア)」
・・・無事に蔵岩まで着いただろうか。

それからすぐに元来た車道に合流、お疲れ様。
そこの店でカキ氷食べようか。
えっ?まだ無い?仕方ない、その冷やし飴下さい。
昔懐かしい味だったが、娘の口には合わなかったようだ。
娘は別の店でカキ氷を食べ、その間に私はさらにアイスコーヒーを。
山もすっかり初夏の気配、歩いていると暑い暑い。
本格的な夏が来る前に、あと何回か歩きたいね。
帰り道、沢を渡る


予想通りに足を滑らせる 締めは冷やし飴、娘には不評

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