高砂テトラでタチウオ

日時 場所 時 間 釣り方 エサ
2006年10月4日(水) 大阪府高石市 PM7:30〜PM9:30 電気ウキ サンマ切り身

昨夜の岸和田でのタチウオ釣りの時、別の場所で釣りをしているあっくんと携帯での情報交換の末、一つの結論が導かれた。
場所が悪い。
アタリの数があまりにも違うのだ、人が少ない場所に好んで入っていたが、人が少ないのは良いポイントでは無いという当たり前の結論が。
本格化すれば十分狙える場所だと思うのだけど、ここはもう暫く寝かせておく事にしよう。

さて、今日は昼から南港方面で仕事、念のためにクーラーBOXに保冷剤を詰め込んで、その中にサンマ切り身をしのばせる。
夕方5時頃にあっくんからメールが入る。
「今夜も来てます(^^)」 おい。
むむ、こちらはまだ仕事が終わらない、その後焦る気持ちを抑えて仕事をこなし、午後6時半にようやく車に乗り込む。
あっくんに電話してみると、今釣り上げたところだと言う。
これは焦る、夕マズメの好時合には間に合わないが、どこかここから近い場所で竿を出そう。
渋滞中の道路を走りながら考える、そうだ、高砂テトラに行こう。

ここはとても懐かしい場所、今から20数年前、友人達とバイクで投げ釣りや太刀魚釣りに通いつめた場所。
最後に来たのは15年程前になるだろうか、テトラは今も昔のまま。
現地に着けば沢山の車が止まっているが、広大なテトラ帯なので車から離れる程に人は少なくなる。
海沿いを歩きながら先客に状況を聞く。
「釣れたけど小さいねえ、さっきまでは沢山アタリがあったけどねえ、今は落ち着いたね」
やはり好時合は逃したか、しかし多少でもアタリがあるのなら何とかなるか。
適当な場所に腰を据えて第1投、やはりここは潮の通りがいいようで、右から左にゆっくり流れている。
正面に投げて潮に乗せて流し、回収するまで3〜5分。
何度か投げ返して本日最初のアタリ、しかし素バリ。
次はケミが横に走る、アワセ、エサが半分だけついて上がってくる。
さっきのおじさんも型が小さいと言ってたし、もっと食い込ませなければ乗らないか。
その後も何度もアタリ出るが素バリが続く、今夜もダメかと嫌な雰囲気を漂わせながら、エサの付け方やアワセのタイミングを変えながら投げ返す。
そんなこんなで1時間経過、この頃からさらにアタリが活発になってきて、ほぼ毎回アタリはある。
しかし乗らない。
ここでさらにじっくり待ち、ウキが沈んで道糸が走るまで手持ちで待つ、フケさせている道糸が走る、アワセ、乗る、これでようやく本日1匹目。
やっと釣れた、嬉しい、しかし小さい、60センチくらいか。
このサイズにはエサが少し大きかったようで、飲み込むまでにかなり時間がかかるようだ。
しかしパターンを見つけてからは楽だった。
1流し約5分、この間に8割の確立でアタリはある。
その中で5〜6割くらいの確立でヒット、結局8時半〜9時半の1時間で60〜75センチを6匹釣り上げ、まだアタリは続いていたが今夜は十分。
早く帰って娘に見せてやろう。
ちなみに、去年娘と娘の友達を釣れてタチウオ釣りに行った時、2人ともタツノオトシゴを想像していたらしい。
そして今年、先日も娘と釣りに行った時、やはり今年もタツノオトシゴを想像していたとか・・・
これは早いうちに彼女達の目の前で釣り上げなければ。

今シーズンは最初の1匹を釣るのに苦労したが、今夜に限っては納得の釣りができた。
又、久々に足を運んだ高砂も昔と変わりなく、10代の頃を思い出しながらの釣りも又楽しい。
しかしまあ、できれば家から一番近い場所で釣りたいのだけど。



型はまだ小さめ、アタリは多かった。
後の3匹は既に捌かれた後。

Back  Home
inserted by FC2 system