高砂タチウオpart2

日時 場所 時 間 釣り方 エサ
2006年10月10日(火) 大阪府高石市 PM5:45〜PM7:40 電気ウキ サンマ切り身

今日は南港で朝から仕事。
仕事用のカバンと一緒にクーラーBOXも持って出ようとする私に、妻の優しい一言。
「もうタチウオ釣ってきたらあかんで、冷凍庫に入れる場所無いで、チヌもアジもいらんで、アオリイカ釣ってきて」

優しい妻である。

そんな言葉にもめげずに、仕事帰りに高砂テトラに向かったのだった。
まだ5時半だというのに、駐車場付近はずらりと釣り師が並んでいる、200M程歩いてようやく場所を確保。
今夜のエサはサンマ切り身とサワラの切り身、サワラは先日買い物に行ったときに買い、短冊に切って冷凍しておいたもの。
キビナゴにサンマで釣れるのなら、魚の切り身なら何でもいいのではなかろうか?
サワラなら皮が硬いのでエサ持ちが良さそうとの思いで持参した。
エサ持ちがいいと言う事は、食いの悪さにも繋がりかねないのだが、物は試しにとやってみる事にした。

まずはサンマ切り身から、夕マズメの絶好の時合でもあり、早速アタリが出る。
一度素針を引いたあと、2回目のアタリで掛ける、まず1匹、しかし相変わらず小さいなあ・・・
前回程頻繁なアタリはないが、それでも退屈しない程度のアタリはある.
しかし今回は非常に食いが浅く、誘って誘って送って誘って、さらに待ってようやく掛かる。
3回に2回は素針を引きながらも、1時間で3匹上げる。
ここらでエサをサワラに変えてみよう。
しかし持ってきて気付いたのだけど、切り方が大きすぎた。
サンマの倍くらいの厚みがあるので、小さいものから使う事にする。
暫く流してアタリ、よしよし、これでも十分釣りになる。
エサが大きい分だけ食い込みも悪いのか、2回続けて外した後にようやく4匹目を釣り上げる、これが今回最長で、指3本半の幅だった。
魚つかみでタチウオをつかみ、針はずしで外そうと周囲を見回す。
・・・あれ?針はずしは?
・・・状況から考えて、どうやらテトラの隙間に落としたらしい。
片手でタチウオを持ちながらテトラの中を探すが見つからない、これは困った。
しっかり針を飲み込んでいるし、こんなのを素手で外すわけにはいかない。
考えた末、とりあえずナイフで〆ようと考える。
頭の付け根を切り落とし、ほとんど頭が取れそう(^^;;
どうせ捌くのだから、もう全部落としてしまおう。
体をクーラーBOXに入れて一安心、あとは残った頭から針を外すだけ。
何気に口の中に手を入れた瞬間、ガブリ!
(゜∇゜ ;)エッ!?
頭だけのタチウオに噛まれた; ̄ロ ̄)!!
もうホラーである。
咄嗟に指を抜いたのだけど、親指の先を噛まれて結構な流血。
両手が真っ赤になっている; ̄ロ ̄)!!
血まみれになりながらも何とか外し、やめればいいのに更にエサを付けて投げ返す。
が、次に釣れたらどうしよう・・・
ハリスごと外すしかないか、などと考えながらもしっかりアタリ。
これは素針を引いたのだが、残念なようなほっとしたような。
もう帰ろう、針はずしの無いタチウオ釣りはデンジャラス。

結果、60〜80センチを4匹だった。
家に帰って妻に「すいません、釣ってしまいました」と恐る恐るタチウオを差し出す。
苦笑いしながらもスパンスパンと写真を撮る暇も無く捌いてくれる妻に感謝。
しかし現実に冷凍庫に入らないので、今夜のタチウオは近所のお家に里子に出されました。
可愛がって(美味しく食べて)もらうんだよ、タチウオ君。

しかしタチウオも少し飽きてきたな、もう少しサイズアップすればいいのだけれど。
写真を撮るまえに妻にあっさり頭を落とされたので、とりあえず並べてみる。
ちょっと怖い絵になってしまった。

Back  Home
inserted by FC2 system