西ノ地伝馬船でイカ狙い

日時 場所 時 間 釣り方 エサ
2007年4月28日(土) 和歌山県日高郡印南町 AM5:30〜PM12.30 ヤエン、ウキ、エギ 活きアジ

最初に断っておきますが、ボウズです。
ボウズ日誌の面目躍如の真正ボウズ日誌、情報も何も無いですが、お暇な方はぞうぞお読み下さい。


ようやく今年最初の釣りの予定を立てる。
今回は久々にまつ君と2人水入らずでの釣行、場所は和歌山県印南町の西ノ地から船外機付き伝馬船を借りてアオリイカ狙い。
例年このあたりではGW頃がチヌもイカもいい時期で、過去に何度か船や磯に上がっているが、それなりの釣果が出ている。
そんな訳で私もまつ君も気合十分、朝の3時15分に待ち合わせし、私の車で阪和道を一路印南まで。
阪和道の終点は現在南部だが、御坊から延長されて以来乗っていなかったので、御坊以南は初めて走る事になる。
行きの車内で2人で話していたのだけど、昔に比べたら本当に和歌山が近くなったものだ。
最初に行きだした頃は、まだ松原から阪南までも繋がっておらず、下道を走って阪南まで行き、終点も吉備ICだった。
そこから片側1車線のR42をトコトコ走り、堺から3時間程かかっていた。
御坊まで行くのはちょっとした旅行気分だった思いがある。
それが今や御坊を越えて印南、南部まででも1時間半で到着するので、体力的には随分楽になったものだ。
(高速代は少々痛いけど)

そんなこんなで印南ICを4時半に降り、近くjの餌屋で活きアジ(1匹100円)を購入し、新しく出来たコンビニで昼飯を仕入れる。
現地に車を置いて5時半出船。
お客は他に5〜6グループ、みんな親船に引かれてのカカリ釣りらしい、他は磯釣り客が一人。
他の船が出た後に我々も出る、今回はイカ狙いなので磯近くの浅場にアンカーを下ろす。
この日は結構波が残っていて、このあたりの低い磯は上がれる場所が殆ど無いくらい。
そんな状況で下向いて仕掛けを作っていると、早速船酔いしてしまう。
着いていきなり寝る訳にもいかないので、まつ君に手伝ってもらいながら何とか仕掛け投入。
しかし一向に気分が良くならない、横になったり座ったりしているが、釣りにも身が入らないので、とりあえず近くの磯に私一人おろしてもらう。
しばらくの間磯で座りこみ、酔い止め薬を飲む。
現金なもので、船から下りると一気に酔いがさめてきて、そのまま磯から釣り再開。
活きアジを投げ込みエギを投げるも無反応。
ふと見ると、隣の磯に上がっている人が大きなアオリを釣り上げた。
ここで再び気合が入るが、こちらはアジをかじられもしない。
暇つぶしにジグヘッドにワームをつけて磯裏の浅場を引いてみると、やる気のあるメバルが追いかけてくるが、手前で反転。
磯に立ってしまえばフカセ釣りをしたくてたまらなくなったのだけど、今日はフカセの道具は何も無し。
いい加減退屈してきて、船酔いも治まったので携帯でまつ船長を呼び出し、また迎えに来てもらう。

さて、船釣り再開。
少しポイントを変えてアジとエギを投げるも、やはり無反応。
そうこうしている内に、今度は私に代わってまつ君が船酔い・・・
これだけ釣れなかったら船酔いもするよなあ。
一転して今度は沖へ船を走らせる。
とりあえずサビキで何かお土産を、という私の目論見だったのだけど、この時点でまつ君はかなりグロッキー状態。
船を移動させた後はずっと横になっている。
サビキの用意をして一度海に投げ入れたところで、「港に戻って地磯からやろうか」というグロッキーまつ船長の提案。
もう少しサビキをやりたい気もしたが、船酔い状態でこれ以上船に乗せたままだと可哀想、仕掛けを上げて一気に港まで。

この時点で今日のボウズ確立90%。
残り10%の期待を港のテトラからに掛けるが、エギで狙っていた人も全然だめっぽい。
ここでボウズ確立99%に上昇し、モチベーションは急下降。
仕掛けを投げたまま防波堤に座っておにぎりを食べ、ライフジャケットを枕に昼寝する。
風は強いけど寒くはないし、日が照って日焼けするほど。
今日一番の穏やかな時間である。
今日の釣果を諦めてしまえば、不思議な事に周りの景色も違って見える。
隣の地磯は夏の磯遊びに良さそうだとか、向かいの砂浜は海水浴は出来るのかとか。
たまには釣りを早めに切り上げて、のんびりと現地の温泉にでも入るゆとりがあってもいいのかも。
などと、らしからぬ事を考えながらも、次はいつリベンジしようか。

近い内に今度は磯に。
朝5時半の西ノ地、小さな港に小船が並ぶ。

朝の海を走ってポイントへ向かう。
この時が一番気分が盛り上がっている。

その後直ぐに船酔いしたので、いきなり磯から・・・
磯に渡るとイカよりもフカセがやりたい。
オキアミも持ってくれば良かった。

まつ船長の船が浮かんでいる。
磯に近い場所で狙っているが、アタリは無かったらしい。
再び船に乗り込んで。
しかしこの時点で今度はまつ君が船酔い状態。
と言う訳で、家族へのお土産。
めはり寿司とまつ君お勧めの柚こしょう。
家に帰ってお土産を渡すと、
「柚こしょうあるよ」との妻の一言が・・・

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