ツツジ満開大和葛城山

日付:2007年5月21日 場所:大和葛城山 メンバー:私、妻 
水越峠から天狗谷道(青崩道)ピストン

昨日(日曜日)の朝刊で、大和葛城山のツツジの写真が載っていた。
そう言えばそんな季節か、いつか行こうと思いながら、ツツジシーズンの葛城山は大変な人出になることも知っていたので、今まで行けずに過ごしてきた。
新聞を見た嫁さんが「綺麗ね〜」と言った言葉を聞き逃さず、「んじゃ行こうか?」と問いかける。
山登りはキツイからと最初は渋っていたが、ツツジの誘惑に勝てず、結局一緒に登る事になった。
登るはいいが明日は月曜日、平日である。
明日やる予定だった仕事を今からやろうと思い、午後8時頃からPCに向かう。
家族が寝静まった午前1時半、とりあえずこれで何とか明日は休めるだろう。
仕事関係者にメールを送る。
「明日は急用の為留守にします。電話されても繋がりません」
これで大丈夫、さて寝よう。

翌朝
娘を学校に送り出し、午前9時に自宅出発。
少し遅い気もするが、平日なので大丈夫だろう。
午前10時15分に水越峠の駐車場に到着、当然駐車場には止める場所も無く、周りの車に習って路肩に止める。
今日は天狗谷道ピストンの予定、2時間もかからず到着するだろう。
天気は最高、湿度も低いので快適、さて歩こう。

緑の小道を歩いていく


程なく植林の中に このコース唯一の鎖場を登る妻


民家の間を進んで登山口を登る、程なく植林の中。
横には小川、水は綺麗。
平日なのに結構なグループが歩いている。
やはり殆どがシルバー世代か女性グループ。
静かな山に女性ハイカーの大きな笑い声が響きわたる、これはたまらん、少し距離を置こう。。。
いつも思うが、山に登っている女性は本当に元気、お年寄りだって我々夫婦よりもずっと元気。
賑やかな山道をマイペースで登り、途中の水場で小休止。
ここから少し階段が続き、ここが一番辛い場所。
登りきればベンチがあり、ここからは尾根道になる、多少のアップダウンはあるものの、先程よりはずっと楽。
1時間ちょっとでキャンプ場前を通過、この先は奈良県側からロープウェイで登ってくる道と合流するので、途端に人が多くなる。
自販機、売店、食堂、土産物、何でも揃っているので食事には困らない。
もっとも、我々はコンビニおにぎり持参だが。

葛城山キャンプ場を通過すればもう少し


山頂への道
葛城山と言うより、葛城高原の方が似合いそう


お決まりの記念写真。
嫌がる妻を無理やり・・・


少し歩けば道が二股に、左がツツジ園、右が山頂。
ツツジも見たいがまずは山頂に行かねば。
ここは広い草原のような山頂で、開放感があってなかなか良し。
天気も良くて向かいの金剛山もくっきり。
雪が積もれば娘を連れてソリ遊びに来たくなる感じの山頂だった。

平日でも登山者は沢山


天気がいいので見晴らしも良く 正面に見える金剛山もくっきり


さて、ツツジ園に行こう。
山頂から少しだけ下ると、山の斜面が一面ツツジ。
これは凄い。
平日に来た甲斐があったと喜ぶ。
平日とは言ってもかなり賑わっている、昨日などは身動き出来ない程の人がいたのではなかろうか。
ツツジの中に座って昼食にし、爽やかな風が吹き抜ける斜面に座っていると、寝てしまいそうになる。
上から見るだけではなく、群生の中を歩いてみよう。
背丈より高いツツジのトンネルを歩き、下から見上げる景色もまた良し。
ここでたっぷり時間を過ごし、そろそろ下山しよう。
おっと、その前にソフトクリームを食べなければ。
一つ300円の高級ソフトクリームを食べ、喧騒から離れて来た道を下って行く。

山頂遊歩道を外れ、尾根道を下っていくと辺りは急に静かになり、聞こえるのは鳥の声だけ。
立ち止まって耳を傾ければ、山と一体になる感覚。
久しく忘れていたこの感じ、やはり静かな山もいい。
高度を下げて水音が聞こえてきたらもう少し。
むせかえりそうな新緑の中、川音を聞きながらゆっくり帰ろう。

大和の町並みを眺めながら


藤も少し もう少しで到着、お疲れ様

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