青土(おおづち)ダムエコーバレイ


2007年09月1日〜2日   キャンプ場案内      青土ダムエコーバレイHP


夏休み最後の土日、家族でキャンプに行く事に。
場所をどこにしようかと考えるが、今回は枚方に住む姪っ子二人を連れて行く事にした。
朝、自宅を出て枚方に行く関係上、京都滋賀方面のキャンプ場を色々検討する。
朽木村近くの久多の里や琵琶湖湖畔のキャンプ場、前々回に訪れた深山キャンプ場などが候補にあがるが、最終的に滋賀県甲賀市の青土ダムエコーバレイを選択。
ここは枚方から約80キロ、鈴鹿スカイラインの麓にあり、少し走れば三重県になる。
下道を走って行きやすい事と、バンガローが1泊6000円と安い事が決め手になったのだが、初めての場所だけに不安も少し。
今回一緒に行く姪っ子達がキャンプに慣れていないので、今回もバンガローに泊まることにする。
何とこれで3回連続のバンガロー泊、勿論キャンプを始めてから初めての事。
バンガローには犬は入れないので、私はバンガロー横にテントを張り、そこでハナと一緒に寝る計画を立てる。
横にテントを張る事については、電話予約時に確認して了解を頂いた。

さて当日、朝8時出発のはずがバタバタしてしまい、家を出たのは8時45分。
枚方の姪っ子宅には10時前に到着し、丁度10時に枚方を出発。
中1のharu、小6のスーちゃん、小4のナミちゃんと3人並んで後部座席に座り、早速賑やかにおしゃべりタイム。
女3人集まると、子供と言えどもかしましい。
賑やかで荷物満載のステップワゴンはヨロヨロ走り、すっかりベッドタウン化した城陽を過ぎ、タヌキが並ぶ信楽を過ぎ、水口市街に入る。
このR307は以前枚方に住んでいた頃はよく利用していた道で、信楽にもバイクで何度かツーリングに来たこともある。
以前と比べるとバイパス、高架、トンネルが整備されており、幾つかあった渋滞ポイントも随分解消されていた。
但し枚方市内、R1との合流地点は相変わらずだけど。
さて、水口市内で食材の買出しを。。。と思っていた時、早速大きな西友を見つける。
子供達を車内に残し、私と嫁さんとで食料品売り場へ。
今夜は煮込みハンバーグの予定なので、必要な食材とビールを買い、子供達へのお土産にアイスを買って車に戻る。
再び車を走らせ、30分程度で目的地のキャンプ場へ到着。
ここは青土ダム湖畔に広がる施設で、キャンプ場やバンガローが山の斜面を切り開いて配置されている。
看板に従って車を進め、バンガローは確認するものの受付が見当たらない。
再び下に降りて案内図を確認すると、少し車を進めた車道沿いの建物が受付らしい。
ちなみに名前は「ブルーシャトー」。。。
この名前を聞く度に、ある歌が思い浮かび、ついつい歌ってしまうのは年齢的に仕方のない事であろうか。
ちなみに建物はブルーなシャトーでは無く、ブラウンのログハウスなので訪れる人は注意の事。

ネーミングについて係りの人に詳しく理由を聞きたい感情を押さえ、何気ない顔をして受付で手続きを進める。
電話予約時の会話と同じように、バンガローの横で犬と一緒にテントを張りたいと話をする。
すると受付のお姉さん
「それは全然構いませんけど。。。ワンちゃん小さいんですか?それならケージに入れて一緒に入ってもらってもいいですよ」と、優しい言葉。
「ワンちゃんも一緒の方がいいですもんね〜」
なんて優しいお姉さんだろう、こんな風に言ってもらえるとペット連れとしては本当に嬉しくなる。
この時点で私の中で「受付のお姉さん」から「受付の優しい綺麗なお姉さん」に昇格する。
しかし私はテントに泊まることに特に抵抗がある訳では無いのだけど、状況だけを想像して哀れに思われたのだろうか。。。
ともかく優しくて綺麗なお姉さんのお言葉に甘え、状況次第で中に入れさせて頂くことに。

この看板と水車が目印
青土ダムエコーバレイの入口


ログ調の建物「ブルーシャトー」
受付、レンタルなど、全ての手続きはここで
ダムの傍にあるので、見える景色は勿論


さて、受付を済ませ、そのまま川へ遊びに行く事にする。
ダムの上流、車で5分程度走った所に「かもしか荘」という国民宿舎があり、水着に着替えてこの横の河原へ。
途中にも良さそうな場所はあったのだけど、川へ降りる道が分からない事と、トイレの事を考えてここに決定。
全体的に浅めだけれど、場所によっては足が届かない程度の深みもあり、なかなか良さそう。
他にも小さい子供連れ2家族が川遊びしており、その他は男ばかり6人の、いかにも暑苦しそうなバーベキューグループのみ。
子供達は早速泳ぎ、上から流れて遊んでいる。
haruと小4のナミちゃんは性格や行動パターンが似ており、深さとか流れの速さなどは特に気にせず、とりあえず川に飛び込む。
小6のスーちゃんは慎重派で、安全だと確認できるまで決して無理はしない。
彼女達の行動を見ていると、なかなか興味深くて面白い。
しかし見ているだけでは暑いので、私も水着に着替えて川へ飛び込む。
訂正、心臓に水をかけながらゆっくり入る。
5分も泳げば体がキンキンに冷えるので、適当に河原に上がって日光浴。
そんなこんなで夕方まで遊び、目の前のかもしか荘でお風呂に入り、そろそろバンガローへ向かうとしよう。

かもしか荘
日帰り入浴施設もあり、川遊びもOK


かもしか荘裏の河原
バーベキュー客もチラホラ
早速流れる三人娘

今度は浅瀬で何やら遊ぶ


溺れているようにしか見えないけど 実は自ら流れて喜んでいる


この橋の下が一番深い

暑さのあまり私も川に
なぜか温泉に見えるが温泉では無い


川から上がって隣のお風呂に
子供と言えど、女性は長風呂
私は1時間近く待ちぼうけ



バンガローに着き、子供達の開口一番
「ちっちゃ!」「狭っ!」「なんにもでけへん!」「お風呂とトイレ無いの?」
・・・コテージとバンガローの区別がついていないらしい。
一体どんな豪華な施設を想像していたのか気になるが、管理棟の名前が「ブルーシャトー」では、お城のような建物を想像しても責める事は出来まいか。
バンガローは全部で10棟あり、1泊6000円と良心的な値段で、寝具は無し(希望すればレンタル寝具有り)。
バンガローエリア中央にはちょっとした広場やカマドがあり、広場を隔てた向かいに水廻りが集まっている。
もっとも、トイレはともかく、水はバンガロー内に流しがあるので共同の炊事場を使う事は無かったけど。
バンガロー自体は綺麗で、エアコンやテレビもある。
しかしこのテレビ、BSの2チャンネルしか映らないくせに、60分100円の有料テレビになっている。(久々に見た、有料テレビ)
エアコンは付け放題なのにテレビが有料とは。。。電気代的には、かなりアンバランスな設定になっている気がするのだけど。
この日のバンガローは全て埋まっており、周囲は大層賑やか。
なぜかこの手の施設では、子供よりも大人の方がはしゃいでいる場面を目にする事が多い。
若い男ばかり10人くらいで泊まっているグループもあり、昼間の河原といい、このあたりでは男ばかりで遊ぶのが流行っているのかと思ってみたり。
人間ウォッチングをしていても仕方ないので、子供達と遊具を求めて施設内を散歩する。
長いローラー滑り台を滑り、展望台やブランコで遊び、アスレチックを探したが見つけられず、暗くなる頃バンガローに帰る。
帰れば既に煮込みハンバーグは出来つつあり、何もしないのは気が引けるので、御飯を炊く。
完成して外のテーブルで食べ、御飯に芯が残っていると文句を言われたりしながらも楽しく食べ終える。
食後は大人はビールにワイン。
子供達はどこかに消えて帰ってこない、どうやら肝試しに出かけたらしい。
この頃から少し雨が降り出してきたので、シャワーを浴びて早めに室内に入る。
TVは映らないものの、子供達はトランプやDS通信などで忙しそう。
そろそろ寝ようと12時前に就寝。

今回泊まるバンガロー
車は2台駐車可


内部は2段ベッドが二つある
但し寝具は無いので、レンタルするか
シュラフを持参するか
今回はシュラフで寝た


流し台とカセットコンロ、冷蔵庫
カセットガスは持参の事
中央のフリースペース
カマドが所々に点在する。


ローラー滑り台
敷物はブルーシャトーで
アスレチック風遊具も
サイトに帰り、夕食までトランプで遊ぶ


今夜は煮込みハンバーグ
知らない間に出来ていた


虫も少なくて涼しい
この時の気温が23〜24℃



やはり夜中に雨が降っていたようで、地面は濡れている。
風も強くて今にも雨が降りそうな厚い雲。
昨日のうちに川で泳いでおいて良かったと、ほっと胸を撫で下ろす。
二日とも泳げなかったら、子供達に何と言って責められるか。。。
全員起きてきたところで、簡単なサンドウィッチで朝食にする。
チェックアウトは10時なので、小物を片付けて10時過ぎに出発。
車で2〜3分走れば、面白サイクルやバギーに乗れる施設があるので、まずはそこに向かう。
ここで1時間程遊び、近くの道の駅に行ってお土産を買う。
我が家は特に買うものは無いのだけど、姪っ子達がお父さんとお母さんにお土産を買いたいらしい。
全員が納得するまで1時間近くかかり、ぐったりと待ちくたびれた私とハナは近所をウロウロ。
ようやく全員集合し、次は信楽へ。

朝食はサンドウィッチ
これが一番簡単なので、
我家のキャンプ朝食の定番


左、スーちゃん 右、haru
二人とも遅くまで起きていたらしい
ナミちゃん
一番最初に寝て最後に起きてきた


チェックアウト後、バンガロー前で


自転車レンタル
30分500円
もう少し種類が多ければ。。。


しかし普通に喜んで遊ぶ中一
ダムを対岸まで渡る浮き桟橋
風や波で揺れるらしいが、期待はずれ
怖がっていたのはハナだけ


オフロードバギー
1周500円
子供達を乗せて3周するのは嫌なので
今回はパス


キャタピラ探検車
1周500円
バギーと同じ理由により
今回はパス



水口から1時間程走り、信楽へ到着。
まずは陶芸の森で芸術鑑賞、みんな特に感想も無く退却。。。
続けて近くの店に適当に入り、子供達が陶芸体験を。
haruは小学校の修学旅行で信楽に来ており、その時に作ったお皿は我が家で使っている。
みんな一生懸命作り、それなりに味のある作品が完成。
出来上がるまで1ヶ月程かかるのだけど、送られて来るのが楽しみ。

後はまっすぐ帰るだけ。
途中でコンビニに寄って休憩し、信楽から1時間半程で枚方の姪っ子宅に到着。
翌日は始業式なので、そのまま車を走らせ自宅に帰る。
自宅到着午後6時。
ずっと車で走ってばかりだった二日間が終わり、倒れこむように家の中に。
テントを張らないので楽が出来るかと思いきや、案外体力的に疲れたキャンプ(キャンプでは無いけど)だった。
しかし夏休み最後の土日に、みんなで遊ばせてやる事が出来たので、とりあえず良しとしようか。

道の駅で
お土産を買うのにどれ程の時間を。。。

信楽、陶芸の森で
予想はしてたけど、子供達
あまり芸術に興味なし


陶芸店の店先で
せっかくなので陶芸体験も
みんな初めてでは無かったらしく、
それなりに形が出来ている


完成
左から灰皿 皿 皿
後はこれを焼いてもらい、自宅へ送ってもらう。
約1ヶ月で届くとの事。
ちなみに体験1500円+送料


嫁さんが気に入って買ったフクロウ。
クッキーに似てるとの事だが。。。
どう見てもフクロウの方が可愛い。

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