青イソメでハネ

日時 場所 時 間 釣り方 エサ
2008年5月25日(日) 大阪府岸和田市 PM7:00〜PM9:30 電気ウキ 青イソメ

そろそろ近場の半夜釣りシーズン開幕かと、様子見で竿を出してから数日。
前回は正に様子見だったけど、そう何回も同じ結果にはなるまい。

と言う事で午後6時出発。
前回は全く餌取りがいなかったので、今回も青イソメ300円と缶コーヒーを購入。
いつもの場所に立って海の様子を眺めるが、海の色が軽く緑がかっている。
昨日一昨日と大雨洪水警報が出るくらいの雨が降ったので、少し水潮気味か?
幸いにして前回程の風は無いが、波も無し。
他の釣り人のウキを見ていても潮の流れも今イチの模様。
これではいつもの場所に入っても、全くウキが流れない釣りを強いられそうなので、今日は少しポイント変更。
目的は昔々によく通ったポイントで、当時はハネやチヌをそこそこ釣っていたのだけど、
毎回同じパターンの釣りに飽きてからは御無沙汰だった。
基本的に荷物を持って少しの距離を歩くのも嫌なのだけど、毎回様子見夕涼みでは話しにならない。
今日は珍しく真面目に釣ってみようと心入れ替え、15年ぶりに入るポイントへ。

さて、ポイントに着いた頃は丁度夕暮れ、周囲に釣り人はいない。
昔通ったテトラに降りて海の様子を伺う。
昨日の雨のせいか、枯葉や枯枝が沢山テトラ際を流れており、これは際狙いは難しそう。
とりあえず準備を整えて第1投。
潮はゆっくり右から左へ流れている。
しかし上潮が速いのか、仕掛けよりも枯枝の方が流れが速く、障害物避けるのに忙しい。
少し沖目を狙ったり、タナを浅くしたり深くしたり、ポイントを絞りきれないまま1時間経過。
午後8時を過ぎた頃から、潮の流れが今までとは変わって左から右に流れ出した。
テトラ際で針に乗らないアタリがあったり、少し様子が変化してきたと思っていた時、竿2本沖を流れてるウキが明確に沈む。
じっくり待ってアワセ、乗った。
いきなり水面付近を沖に向かって走り、暗い水面でエラ洗い、ハネですね。
少しあしらって足元に寄せてくるが、足場が高くて抜き上げるには少し不安なサイズ。
テトラを降りてタモを出し、無事に取り込み40センチちょい越えの綺麗なハネ。
これでボウズは逃れた、よしよし。

約30分後、同じような場所で同じようなアタリ。
針に乗せた直後はあまり走り回らず、底に向かってクンクン引くので、てっきり30センチ程度のチヌかと思ったのだけど。
暫くしたら左右に走り回り、お馴染みエラ洗いも。
またハネですか。。。
しかし今度は少し型がいいようで、いつまでも元気に走り回っている。
周囲に人もいないので好きに走らせ、引きを楽しみながらじっくりと時間をかけて取り込む。
目測50センチ程度のハネだったが、体高が高くて太っており、まるでヒラスズキのような体型。
しかしまさかこんな場所にヒラスズキがいる訳も無く、詳しく見比べてはいないが、単に太ったマルスズキだろう。
300円分の青イソメはまだ余っているので釣りを続けるが、もう1匹このサイズが釣れたらクーラーに入らないし、第一食べきれない。
残り時間はメバル、チヌ狙いに専念するが、微妙なアタリが数回あったのみで、その後は不発だった。
まだ餌は残っているが、時間も9時半になったので、今日はこれで納竿とする。

自宅に帰り、早速ハネを捌き、とりあえず切り身にして冷凍しておく。(今夜の夕食には間に合わなかったので)
煮付け、塩焼き、フライ。。。3回分の夕食くらいにはなるかな。
ハネしか釣れなかった事は少し寂しいが、今日の出費は400円、費用対効果を考えると満足な釣りだった。
いつもの場所から少し離れて。
この辺りは昔よく通ったポイント。


足場の高いテトラから。
取り込みは考えて無かったけど。。。
写真上が手尺で50数センチ、体高があってメタボ気味。
写真下は手尺で40ちょい越え、スリムでピカピカ。


それにしても、まるでヒラスズキのような体型。
顔つきは鮭にも似ているような。。。



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