蛇谷ヶ峰

日付:2008年11月4日 場所:蛇谷ヶ峰 メンバー: Tino
朽木スキー場(8:00)〜山頂(9:30〜10:10)〜朽木スキー場(11:00)

火曜日、今日も午後から若狭で打ち合わせ。
同じパターンで仕事前に武奈ヶ岳に登り、転倒→肋骨にヒビが入ったのが約1ヶ月前。
まだ痛みが完全に無くなった訳では無いが、先週和佐又山を歩いた感じでは普通に歩くのは問題なさそう。
しかし転倒が怖いので、今回からダブルストックに頼る事にする。

朝5時半出発、無人の朽木スキー場に着いたのが朝8時前。
スキーシーズン前で平日の早朝、他に車も人も居るはずも無く。
見上げれば雲も厚く、丁度この頃から雨も降りだした。
行くべきか行かざるべきか、しばし車に乗ったまま考える。
空を観察すれば雲の流れは早く、西の方角はかなり明るい。
この雨も長くは続かないだろうと思い、身支度をして歩き出す。
今回の蛇谷ヶ峰は奥比良の主峰の一つで、標高は902Mと高くは無いが、山頂は開けていて展望が良いらしい。
時間があまり無いので、今回も最短コースを辿る事にする。
朽木スキー場から山頂までの標高差約500M、距離約2.5キロ程。
数字だけ見ればお手軽ハイキングコースだが、さてどんな道なのか。

午前8時過ぎ、まだ雪の無いスキー場の中を歩き、少し登ったトイレの横が登山道。
道は明瞭、標識もしっかりしたものが建っており、道迷いの心配は無さそう。
熊鈴は・・・今日は必要無いか。
スキー場のゲレンデ部には、鹿のフンが奈良公園にも負けないくらい沢山落ちてはいたが。
道は最初から自然林の中を歩き、快適な遊歩道といった気配。
しかし天気は相変わらず悪く、雨脚も強くなってきた。
レインウェアを着るほどでも無さそうだが、ザックカバーを被せて再び歩く。
この辺りはスキー場があるせいか、登山道でも携帯の電波が入ってしまう。
おかげで山頂に着くまでの間、3度の仕事の電話で休憩を余儀なくされた。
早々に電源を切っておくべきだったか。。。

そうこうしている内に雨もあがり、ふれあいの里方面からのコースと出会えばあと少し。
最後の急登を頑張れば、そこが山頂。
予想通りの貸し切り、とりあえず三脚を出して写真を1枚。
山頂は360°開けていて眺望が良く、なかなか良い雰囲気。
しかしこの日は北西からの風が強く、寒いので琵琶湖側の風裏で店開き。
前回と違って今日は時間にも余裕があるので、お湯を沸かしてゆったりとコーヒーを2杯飲む。
中腹より上は木々も朱に染まりつつあり、比良の山並みを眺めながら静かな時間が流れる。
40分程山頂で遊び、そろそろタイムオーバー。
後ろ髪を引かれながらも、この後は仕事が控えているのでノンストップで下山する。
午後11時に車に戻り、林道の鹿に見送られながら若狭へ車を走らせる。
シーサード高浜の「湯っぷる」で汗を流し、遅い昼食に小浜ラーメンを食べる。
さあ、ここから仕事モードに切り替え。
午後7時までの打ち合わせをこなし、午後10時前に自宅に帰りついた。
今回は距離も短かったので、疲れは全く無かった。

初めて歩いた蛇谷ヶ峰。
道も綺麗で山頂の雰囲気も良く、日頃から親しまれている雰囲気が伺える。
距離的には少し物足りなかったので、時間の制約が無ければ他のコースも歩いてみたい。
いい山でした。
朽木スキー場駐車場から


車は他に無し スキー場の中を少し登り
トイレ横から登山道へ


最初から自然林が多い 落葉の絨毯
赤や黄色に染まって


明るい雰囲気 森の小道
別コースとの出合ではベンチも


蛇谷ヶ峰山頂 今日も貸し切り
武奈ヶ岳上部は雲の中


琵琶湖方面は日が差して 紅葉を見下ろす
風を避けて休憩


勿論コーヒーを 比良の紅葉に乾杯
朱色や


赤や 青空も
スキー場に戻ってきた


ベースはまだシーズン前で閉まっている 高浜で汗を流す

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