八ヶ峰家族旅行村キャンプ


2009年08月14日〜16日 Tino、haru、すー、なみ
キャンプ場案内(工事中)      八ヶ峰家族旅行村HP

【一日目】

一口にキャンプと言っても、その目的は人それぞれな訳で。
キャンプそのものを楽しむファミリーキャンプ、登山中の宿泊手段としてのキャンプ、ツーリングキャンプ、グループキャンプ等々。
今回はお盆休み真っ最中に海水浴の計画を経てたのが事の発端。
最初は娘と二人、旅館にでも泊まって海水浴に行こうかと話をしていた。
(嫁さんはハナの世話が面倒との理由で最初から不参加表明)
しかし突発的に思いついて幾つか旅館に連絡するも、空いている部屋など無く。
コテージやバンガローも同じ状態で、それならいつものようにテント泊でいいかという事で、せっかくなので枚方に住む姪っ子達も誘い、
オヤジ1人と娘3人で若狭へ行くことにする。
当初は1泊の予定だったのだけど、テントの設営撤収に海水浴も絡めると少々慌しい感があり、結局2泊で行く事に。
天気予報でも雨には降られずに済みそうで、娘も姪っ子達も楽しみにしている。

今回のキャンプ場は以前も一度泊まった事のある「八ヶ峰家族旅行村」。
ここは高規格でも何でも無く、わざわざリピートする程の魅力がある訳でも無いのだけど。
逆に「二度と行かない」と言う程悪い訳でも無く、要は可もなく不可もなく、施設は古いがその分値段は安く、無難なキャンプ場。
場所は福井県のおおい町名田庄(旧名田庄村)にあり、8月14日(キャンプ初日)は近くでお祭りがあり、夕方からそれを見に行こうと
計画していた。
朝早く出て昼前には到着し、暫くキャンプ場でのんびりしてからお祭りに出かけようかと言う計画だったのだけど。

前日までに食材以外の積み込みも完了し、当日朝5時半起床。
準備を進めて娘を6時に起こす。
しかし起きてきたはいいが体調が悪いようで、めまいがして気分が悪いと言う。。。
熱を測っても平熱なので、貧血か軽い寝冷えでもしたかと思い、とりあえずもう一度寝かせる。
ここで早朝出発は諦めて、できれば昼前出発、最悪今日はキャンセルするか、あるいは中止か。
姪っ子宅に電話し、事情を説明して時間を変更。
午前10時、熟睡している娘を起こして体調を確認すると、もう大丈夫と言う。
本当かどうか怪しい気もするが、本人が大丈夫と言ってるので、とりあえず10時半に出発する事に。
姪っ子宅に11時半に到着し、荷物を積んでそのまま出発。
第二京阪枚方東IC〜阪神高速京都線、上鳥羽で降りて京都市内へ。
この日は高速道路1000円だけど、当然大阪〜京都付近は大渋滞。
元々お盆休みの時期に高速に乗るつもりも無いので、予定通り京都市内を抜けてR162(周山街道)を北上する。
市街地から遠ざかるごとに車の流れもスムーズになり、道の駅美山ふれあい広場にて小休止。
娘の体調が気にはなったが、もうすっかり復活しているようで、従姉妹達と楽しそうにソフトクリームなどを食べている。


道の駅 美山ふれあい広場で休憩


人気のソフトクリーム屋さん ミルクの味が濃厚で美味しい
牛乳が苦手な人はちょっと辛いかも



ここから更に北上し、名田庄村のキャンプ場に着いたのが午後2時半。
時間的には慌てる時間でもないのだけど、実はこの日の「名田庄村、星のフィエスタ」という夏祭りに、お笑い芸人の
「Wエンジン」と「超新塾」が来る予定になっており、このライブが午後4時15分から。
これを娘達は楽しみにしており、そんな訳でそれまでに祭り会場に入りたい理由がある。
キャンプ場をゆっくりを散策する暇も無く、一気にテントとタープを建て、各種小物のセッティングが終わるまで30分。
我ながら「真面目にやれば早い時間で出来るやん♪」と自画自賛しながらも、そのまま車に乗り込んで再び出発。
祭り会場の駐車場に車を止め、やれやれと屋台のたこ焼きなどを食べながらライブまで時間を潰し。
娘達お待ちかねのライブも見る事ができ、娘3人は大満足。
さて、見るものも見たしキャンプ場に帰ろう。
とは行かず、この後は相川七瀬ライブと花火大会が控えている。
屋台などを巡って遊んでいるうちに相川七瀬ライブが始まり、30才以上世代を中心に盛り上がる。
私も同じように楽しんでいたところ、背中をツンツンと娘が私を呼ぶ。
私「何?」
娘「パパ、知らない曲ばっかりだから河原で座ってていい?」
私「いやいや、これから恋心とか歌うから、もう少し聴いてなさいよ」
娘「え〜。。。」
などとジェネレーションギャップを感じる会話などがありながらも、仕方なしに娘もその場で聴いている。
しかし後から聞いた話によると、立ったまま1分程寝ていたらしいけど。。。
ともかくオトウサン喜び、娘達には少し退屈なライブも終わり、お待ちかねの花火大会。
河原の対岸、座って見ている目の前で打ちあがり、これには世代を問わず大喜び。
今日の主目的を果たした4人はキャンプ場に戻り、急いでキャンプ場内にあるお風呂に入る。
この風呂は無料で利用でき、シャンプーリンスなどは無いが、浴槽も5〜6人は一度に入れる立派なお風呂。
このキャンプ場で一番嬉しい施設かも。
但し最終時間ギリギリに入ったので、少々慌しかったけど。


名田庄のお祭り会場に到着


カキ氷、たこ焼きなどを食べながら
お笑いライブまで時間を潰す


目の前の河原
花火はこの対岸から打ちあがる
河原で涼みながら遊んだりして お楽しみのライブも終わり
キャラクターショーや太鼓など
今年のメインは相川七瀬ライブ


最後は目の前で見える打ち上げ花火
なかなか豪快で楽しめました

お祭りで色々食べたので、この日は夕食を作るつもりは無かったのだけど。
子供達は少しお腹が減った雰囲気が、そこで非常食に買っておいたカップ麺や串付きフランクなどを食べさせる。
時刻は既に11時をまわっているが、さすがお盆休みのキャンプ場、周囲は誰も寝る雰囲気などなく。
12時を回ってもまだBBQコンロで肉を焼いてるグループもあり。
まあ、ある意味夏キャンプらしいと言う事で。。。
周囲の喧騒につられるように我が家も遅くまで起きていたが、明日は海水浴なのでそろそろ寝よう。
今回は4人用テントに娘と姪っ子3人で寝てもらい、私は一人用テントに寝る事にする。
別に一緒に寝ても構わないのだけど、ランブリ4に4人は少々狭いし、たまにはステラリッジも虫干ししなければ。
テント泊が初めての姪っ子達が眠れるか心配だったけど、疲れたのか3人仲良く眠りについたようで。
私もヤレヤレとテントに入り、長かった一日を振り返りながらも、横になると直ぐに寝てしまった。


キャンプ場に帰り、風呂に入って寛ぐ そうこうしている内に、お腹が空いたと
カップ麺を食べさせ


更にフランクフルトも
お祭りでしっかり食べたのに
よく入るお腹ですねえ


左からharu、す-、なみ
楽しそうにお喋りしてます
しかし時刻は軽く12時を過ぎて
周囲も普通に賑やかですが、
そろそろ寝なさい
ランタンの灯りを消して
おやすみなさい


【二日目】


朝5時、テント前で娘達の喋る声で目が覚め、テントから顔を出す。
どうやらトイレに行ったついでにテント前で喋っていたらしいのだけど、まだ早いから寝なさいとテントに追い返す。
しかし今度は私が眠れなくなってしまい、起き出して熱いコーヒーを飲む。
肌寒いので上着を探すが、見当たらないのでTシャツのままで我慢する。
じっとしてても退屈だし寒いので、キャンプ場内を散歩したりして時間を潰し。
朝7時になったので娘達を無理やり起こす。
今日は朝から海水浴に行く予定なので、あまりのんびりもしていられない。
ボーッと起きてきた娘達に朝食を作ってやり、その間に私は海水浴の準備を。
ふと娘を見れば、私が探していた上着を着ている。
私「その上着返して、haruの上着はカバンに入ってるから」
娘「え〜、面倒くさいからイヤ〜」

。。。。結局返してくれないので、私はシャツ1枚で過ごしたのだけど。



二日目朝5時
娘達の声で目が覚めて


静かなキャンプ場を散策 やっと起きてきました
haruの着てるのは私の上着
私はTシャツ1枚で寒い


適当に朝食を食べさせます
仲良く食器洗い中


ようやく帰ってきました
キャンプ場のメインブロックは満員
昨夜は賑やかでした。。。
天気は悪くなさそう
サイトの広さはまあまあなので、
ヘキサを広く使えます
娘テントとオヤジテントが並んでます



食事も終わり、3人に食器洗いをお願いし、帰ってきたら水着に着替えて海に出発。
海にと言ってもここは山の中なので、途中で買出しなども含めて小一時間程かかる。
目的地はいつも行ってる塩浜海水浴場。
この日は今までで一番人も多かったけど、それでものんびりしたもの。
雲が多めで太陽はあまり見えないので、今回はタープも張らずに済ませる。
日光嫌いの嫁さんもいないし、どうせタープ張っても誰も帰ってこないだろうから。
予想通り子供達はずっと海に入り浸りで、昼食の時間まで誰一人帰ってこなかった。
私も一緒になって遊んでいたので、子供達に文句は言えないけど。
沖の浮島で彼女達に飛び込みを教えていたのだけど、最近は学校の授業でも頭からの飛び込みはやらないらしい。
私達の世代では普通に授業でも飛び込んでたし、何も特別な事では無いのだけれど。
聞けば、学校でも近所のプールでも飛び込みは禁止で、やりたくても出来る場所が無いとの事。
とは言えみんな普通に泳げるので、少しコツを教えたら普通に飛び込んで遊んでいた。
昨夜のライブに続いてジェネレーションギャップを感じながらも、とりあえずはワイワイと遊び続ける。

昼、強制的に休憩させて昼食にする。
しかしパンやお弁当を食べ終えると、すぐに又海に突撃する子供達。
いつもの事とは言え、子供達の体力は底無しか。
後半は海水浴場近くの岩場交じりの自然海岸へ。
子供達の目は更に輝き、魚を観察したりアメフラシをつついたり。
ここでもしっかり遊び、十分満足したと思われた頃、シャワーを浴びて帰る準備。
キャンプ場への帰り道、単身赴任中に何度も通った「あみーシャン大飯」のお風呂へ。
さすがに海水浴帰りの客でごった返していたが、とりあえずさっぱり。
長風呂の女性軍を待っている間、疲れているのかそのままイスに座って寝てしまう。
30分程も待ち、やっと出てきた娘達にアイスを食べさせ、ようやく本当にキャンプ場に帰る。
しかしこれから帰ってメシを作るのは、疲れた体には正直つらい。
いっその事どこかで食べて帰ろうとも思ったのだけど、2泊3日のキャンプ中に一度も夕食を作らないのはどうかと思い。
夕方キャンプ場に帰り着き、老体にムチ打って食事の用意を始めるのだった。


塩浜海水浴場に到着


早速全開で遊んでます 楽しそう
ボートに乗って沖に出てみたり


波打ち際で寝てみたり 無理やり海から上げて昼食を
途中で買ったパンや弁当ですが


急いで食べてまた遊ぶ
沖の浮島から飛び込んで遊んでます


今年は小さいアメフラシが岩場に沢山
なぜかクラゲは全く居ません
カメラに向かって
とにかくひたすら泳いでます


何やら岩場でゴソゴソ遊んでたすーちゃん
魚を素手で捕まえてました


天気があまり良くないので
海の色は今イチですが
それでも普通に綺麗です



今夜はダッチオーブンに野菜と鳥のモモ肉を放り込んだだけの、父娘キャンプでは定番の簡単料理。
簡単だけど野菜も鳥肉も美味しくて、娘も結構気に入ってる。
野菜の下ごしらえなどを娘達に手伝ってもらい、鍋を火にかけたら後はやる事なし。
ビールでも飲みながら疲れを癒す時間とする。
1時間後、料理ができて皿に取り分け、みんな揃って頂きます。
姪っ子達も美味しいと言って食べてくれたのだけど、量が多すぎてご飯などは少し残ってしまう。
食事を終えてもまだ7時半、娘達はキャンプ場内のお風呂に行くといい、3人揃って姿を消す。
私は一人残ってビールを飲んでいたのだけど、疲れを感じてコットに横になると、一瞬で寝てしまった。
寒くて目を覚ましては又うたた寝し、これを3回程繰り返した頃、ホカホカに温まった娘達が帰ってくる。
みんなで洗い物をしたり、テーブルでジェンガをしたりして二日目の夜を過ごし、さすがに今日は疲れたので午後11時にはテントに入る。
周囲はまだ賑やかだけど、それさえも気にならずに一瞬で寝てしまう。


夕方、ヨロヨロとキャンプ場に帰り 休む間も無く夕食作り 彼女達は休む間もなく遊んでます


手抜き料理完成 しっかり食べて早く寝て下さい


今日は少し早めに就寝
さすがに子供達もすぐに寝たよう


【三日目】


朝7時半、一度も目が覚めずに約8時間眠り、疲れも回復。
子供達を8時頃起こし、朝食を食べさせる。
その間に私は少しずつ片付けを進め、シュラフやテントのボトムなどを乾かして。
周囲も今日帰るグループが多いのだけど、早い時間からどんどん撤収し、午前10時過ぎには我が家だけになってしまった。
みんな早っ!
汗を流して道具を片付ける私を見ながらも、子供達はテーブルでジェンガに夢中。
昼前、誰もいなくなったキャンプ場を後にして、小浜のフィッシャーマンズにお土産を買いに行く。
最終日の今日も、子供達の希望があれば海や川で泳いでも良かったのだけど。
昨日しっかり泳いで満足した子供達、今日は別に泳がなくてもいいと言う。
それならとりあえず小浜に行き、昼からどこかに立ち寄りながら帰ろうかと計画する。
しかし小浜に着いた時には、姪っ子達が軽く車酔いでもしたのか、少し疲れた顔をしている。
それじゃ今日は早めに帰ろうかと言う事で、小浜からR367(鯖街道)を南下する。
3人の娘達は車で熟睡しており、京都市内で昼食にしようと思い声を掛けるも、お腹減ってないと言ってまた寝てしまう。
仕方無しにノンストップで枚方まで走り、姪っ子達の家の近所の回転寿司へ。
とりあえずここで何か食べなさい、食べたくなければデザートでも食べなさいと言う事で、半ば強引に店内へ。
ここでharuと妹のなみちゃんはすっかり復活して、寿司やデザートをしっかり食べていたのだけど。
おねえちゃんのす-ちゃんが元気なく、軽く車に酔ったとの事。

みんな食べ終わって姪っ子達を自宅に送り届け、娘と二人で家まで帰る。
帰りにコンビニに立ち寄り、ハロハロを食べて夕方5時半に帰宅。
予定より早めに帰ってきたので、夜は自宅でゆっくりできた。

後日、姪っ子からメールがあり。
最後おねえちゃんが元気なかったのは、あれから熱を測ってみれば38度7分あったとの事!
但し翌日にはすっかり元気になったので、少し疲れが出たのだろうと。
初めてのテント泊で海水浴など忙しく、少しスケジュールが過密だったかと反省もあり。
しかし3人ともとても喜んでいたので、連れて来て良かったとの思いあり。
最初から最後まで色々あったけど、まあまあ有意義な夏キャンプだったかと。

朝から撤収作業に忙しい 子供達の朝食も作らなければ 適当に食べさせ


残っていた食材も片付け 再び撤収作業にかかりますが haruはこんな写真撮って遊んでます
手伝いもせずに


まあ楽しそうなのでいいですが またジェンガで遊んでますね


まあ楽しそうなのいいですが
すっかり他のグループは姿を消しましたが こいつらはまだ遊んでます やっと帰る気になってくれたようで


小浜へお土産を買いに


これは全部私の食材 最後はハロハロで
若狭の夏はハロハロ


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